植毛とは?

植毛とは、人工毛や自分の頭髪を、頭皮の毛穴に直接植え込む方法で、外科手術になります。

医療行為なので、施術は病院クリニックなどに限られます。
植毛は、ただ毛を植え付けることで増やすというだけではなく、毛根の細胞ごと植え付けるので、そこで新たな毛髪を成長させるという目的があります。

植毛にも種類があり、人工毛を植毛する「人工毛植毛」と、自分の髪の毛を移植する「自毛植毛」があります。

人工毛植毛

人工毛植毛に使われるものは、ポリエステルなどの素材から作れており、見た目はほとんど自然の毛髪と変わりません。しかし、人工毛はウィッグや編み込み式などの増毛方法には適していますが、植毛にはあまり適しているとは言えません。

なぜなら、植毛は直接頭皮の毛穴に埋め込む施術なので、人工的なものを植え付けると、どうしても拒否反応やアレルギー反応が出る可能性があるからです。

人工毛は、カラーや種類が豊富で、何より自分の毛髪のように限りがあるわけではないので、好きなだけ好きなヘアスタイルを楽しむことができます。しかし、自毛を使用する場合のように毛根や細胞ごと移植するわけではないので、植えた毛がすっかり自分のものになることはありません。また、定着率は1年~3年程度です。

ほかの増毛方法に比べれば、比較的長く自然な状態を保てますが、頭皮に与える危険性からあまり推奨されていません。料金も決して安いものではないので、植毛をしたいと思ったら、まずは自毛植毛できるかどうか確認してみましょう。

自毛植毛

自毛植毛は、自分の髪の毛を、髪が薄い部分に移植する方法です。

一般的な薄毛は、男性型脱毛症といい、男性ホルモンが関係しています。
男性ホルモンは、後頭部や側頭部には影響がないので、額や頭頂部が薄くなってきても、後ろや横の毛は豊富にある人も多いのではないでしょうか。

材料は元々自分の頭髪なので、拒否反応などもなく、とてもエコな方法ですね。
移植するには、まず毛髪に毛根が付いた状態のまま、毛根を包む毛包ごと頭皮を切り取って、薄毛が気になる部分に植え付けます。

自毛植毛には2種類あり、FUT植毛FUE植毛があります。
FUT植毛は、広い範囲を一度に切り取って移植することができますが、その分手術が大掛かりになって切開して縫合し、抜糸も必要になるので、切り取った後の後頭部には、大きめの傷跡が残ることがあります。
FUE脱毛は、メスを使わない手術方法で、パンチのようなものを使用して、頭皮に1mmほどの穴を開けて毛包をくりぬきます。想像するとちょっとこわいですが、小さな穴が開くだけなので、傷跡はほとんど目立たなくなります。

どちらも自分の髪の毛と毛根を毛包ごと移植する、という点は共通で、これが自毛植毛の大きなメリットにつながります。
人工毛をいくら植え付けても自分の髪にはなりませんが、自分の髪の毛を移植すると、その毛根が定着して、生えなくなった部分にまた新たな自分の髪の毛が生えてくるのです。

便利な増毛方法はいくつもありますが、「薄くなった自分の髪が生えてくる」というのが一番理想的ではないでしょうか。
ただ、採取できる自分の毛根には限りがあり、薄い部分を増やすと、今まで多かった部分が薄くなりますし、傷跡も増えていくので計画的に少しずつ施術しましょう。
また、しっかり定着して新たな毛が生えそろうには1年ほどかかることと、費用が高めであることも考慮しないといけません。

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